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旅のエッセイスト保谷早優玲・旅と翼

旅のエッセイスト・旅行作家・トラベルライター・旅游記者である保谷早優玲が旅と飛行機愛とときどき美食について語ります。

飛行機は左前方窓側、翼付近に座る4つの理由

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   上海に毎月行っている。もっと安く行けないかと血まなこになって価格検索した時もあったが、結局は格安航空券を探しても公式HPとさほど金額の差がないとわかったので、いまはもっぱら某航空会社の公式HPで事前購入割を使っている。

  公式HPから購入すれば住所氏名を入力する煩わしさから開放されるだけでなく、その場で座席を予約できるのがいい。私はほとんど前方左の窓側。それも翼の近くと決めている。何故そのポジションがベストなのか? それは毎月上海を往復してわかった私なりの快適ルール。今回はその理由をお教えしよう。

 

1:上海行きはビジネスマンが大半。ビジネスマンは肘掛けに肘をかけたがる。

 機内の椅子と椅子の間にある肘掛けをよく見てほしい。ここでいう肘掛けというのは肘をかけるためのものではない。ここでの肘掛けはいわば、席と席との区切りを意味している。それぞれが快適な空間を保つための区分けなのだ。

  しかしながら、ビジネスマンはこの肘掛けに肘をかけたがる。私は肘をかけたりしないので、隣で肘同士がぶつかることはまずないが、困るのはむしろコントローラーでメニューやチャンネルを変えるときなのだ。

     つまらない映画だと思うと観るのを中断してしまう私は、おそらく他の人よりチャンネルを変える頻度が高い。私が乗る機種はたいてい左側にチャンネル操作をするコントローラーがある。

    もし私が右の窓際に座れば、そのコントローラーは誰かの肘の下にあり、それをおっかなびっくりフタを持ち上げるという作業をしなければならない。

 そんな風に自分の肘の下が持ち上がる姿を見ても、隣の殿方は肘をかけるのをやめないから不思議である。そんな日に限っていい映画がなかったりしてチャンネルをかえたくなり、じわじわとストレスがたまってくる。ならば私が左側の窓席をアサインすればいいことだ。

 

2:イミグレーションを早く抜けたいなら、たとえ間の席でも前方を狙う。

 アジアのいたるところで入国手続きの長蛇の列にあい、嫌気がさしてるビジネスマンは多いだろう。上海では座席番号が10番後ろになればイミグレーションを抜ける時間も10分遅くなる。だから急いでいるなら間の席でもいいから前方に座るほうがいい。

  ビジネスクラスに乗らずとも、前方に座るだけでイミグレーションの列はかなり前方になる。

 

3:ブラインドの開け閉めと、席を立つタイミングは自分が主導権を。

 夕陽がまぶしくなったら閉めたいが、離陸と着陸の時には窓を開けたい。まぶしいのは嫌いだが上空の眺めはうっとりするから時折見たい。そんなふうに窓のブラインドの開け閉めが多い私にとって、化粧室に立つときのストレスなどなんでもないこと。それに窓側に座れば自分の好きなタイミングで席を立てるではないか。

  隣の人がトイレに立つために自分が立って道を譲り、観ていた映画が中断されるなら、いっそ私のタイミングで席を立つほうが気持ちが楽なのだということにもようやく気が付いた。

 

4:翼を含めた写真は、空だけよりもドラマティック。

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上空で写真を撮るとき、空だけよりも翼が入り込む方が空の旅という感じになる。インスラグラムなどで投稿するときも翼があると格好良さが増すのでおすすめのポジションだ。

 

自分の機内の過ごし方を知れば、旅はもっと楽しくなる。

 座席アサインのマイルールを作れば予約操作の時間も短縮される。実はこれ、NEXの座席指定などにもつながること。まずは好き嫌いなくいろいろ試すのもいい。機内のポジションひとつにもこだわることが、あなたの旅を快適にするのだから。